9代目 藤崎正司より一言
私、藤崎正司は染のふじさきを継ぎ9代目になるのですが、私より3代前、6代目邦松の時代に今の場所に店を構えるようになりました。
先代の時代におきましては、今の商売形態とは異なり型職人や染め職人を何人も抱え藍染め業を営んでおりました。昔の時代は普通に各家庭で蚕(かいこ)を飼っていて、それを糸に紡ぎ機(はた)を織っていたそうです。
それを私どもの店に持ってきていただいて、お客様の好きな色や柄に染めるというような商売だったようです。しかし、祖父が戦死したのを機に職人を減らし染物業から呉服販売業に重点を置くようになりました。
私が住んでおります佐倉という町は歴史のある城下町であり、私ども染のふじさきはお陰様で染物屋という仕事を300年やらせていただいておりますが、佐倉には昔からのお店で今も16代続く呉服屋もございます。
それはひとえに佐倉という町が歴史を大事にする町であり、国立歴史民俗博物館をはじめ川村美術館、佐倉市立美術館といった文化的なものにも大変、力をいれております。
また、町並みも江戸時代からある武家屋敷や堀田家(佐倉藩主)の別邸、順天堂記念館といった歴史的建造物も数多く残っております。春には、桜なども大変きれいです。私事ではございますが、毎年4月の桜の時期にはさくら会と銘打って染のふじさき展示会をやらせて頂いております。
是非、散歩がてらお立ち寄り下さい。
店主より
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